2009年8月25日火曜日

オーバーホールの季節です。

みなさんこんにちは。
お盆が明けた途端、伊達市も急に涼しくなりました。
日中は気温が高くても、朝晩のひんやりした空気が秋の気配を感じさせてくれます。
 
さて、ちょっと寒さを感じると急に増えるのが「ストーブのオーバーホール(分解整備)」。
 
毎年春に、「今年はやらなきゃと思ってるんだよねー」と言いつつ、結局秋になってストーブの必要を感じてから依頼してくる方がとても多いです。
私達もお預かりしたストーブを一日でも早く整備してお届けしたいところですが、どうしても作業が追いつかないほど集中してしまうので、毎年申し訳ない思いをしていますが、恐らく今年も同じ状況になりそうです(笑)
 
それで、分解整備のことですが、ストーブだけではなくボイラーも、やはり定期的に整備することを私達はお勧めしています。
 
当社では、よく車の話に例えるのですが、車は必ず2年に一度「車検」があり、必ず整備を受けなければなりません。
車検が必要な理由の一つとして、車を使用するのに問題(危険)の無い状態にしておかなければ、故障が原因で事故が起きる可能性があるからです。
事故が起きると、運転者ばかりではなく、関係の無い人まで巻き込む可能性もある重大なことですので、車の場合は使用者の義務として定期的に点検を受け、整備しておかなければならないのです。
 
でもちょっと考えてみてください。
車はガソリンを燃やして走りますが、ストーブやボイラーも灯油を燃やして熱を造っています。
熱の使い方が違うだけで、どちらも化石燃料を燃やして動いているのです。
 
石油燃焼機器や、ガス機器で痛ましい事故が起きたのも記憶に新しい出来事ですが、どちらも適正な整備を行っていれば回避できたのかもしれません。
ただ、私達が普段使用している機器には点検や整備の義務が無いので、とりあえず壊れるまで使おうという感覚なのかもしれませんが、もしこのブログを読んで頂けたなら、ちょっと考え直してみて下さい。
あなたの身近にも危険が潜んでいるかもしれません。 
 
 
さて、では適正なメンテナンスを行わないとどうなってしまうのか?
こちらは長年使用したボイラーの中身です。

 
どうでしょうこの汚れ具合。。。
衝撃的な汚れ方です(笑) 
 
物を燃やすと、煙やススが出ると思います。そういったものがだんだん積もり積もって写真のような状態になっていまいます。
 
そして、これを掃除すると下のようになります。
 

 
みなさんいかがでしょう!?
 
見違えるようにきれいになりました!!!
 
上の写真では詰まって見えなかった穴がたくさん開いていますね。
この穴は煙の通り道です。
ここを熱い煙が通って、その周りを通る水に熱を伝えてお湯を作るのです。
 
上の詰まった状態では、本来の性能は発揮できません。
よく映画で車のマフラーにバナナを詰めて調子を悪くさせるシーンがありますが、そんな状態です。
 
このまま使い続けると、燃費が悪い上に機器の寿命は短くなり、燃焼状態が悪いので有毒ガスが発生したり、最悪の場合事故が発生するという具合に何一つ良い事はありません。
 
世の中「エコ、エコ」と騒ぎ立てて、どんどん新しいものの購入を促しているようにも感じますが、ストーブやボイラーなど高額なものを買い換えるのは大変です。
だったら、最低限、ちゃんと適正な状態にして使うことも必要ではないかと思います。
 
まだストーブを焚くには早いですが、今のうちに整備を済ませて、必ずやって来る冬に備えてみてはいかがでしょうか?
 
 株式会社 畑商会ホームページ  

2009年7月28日火曜日

エコとプラスアルファ。

 
 
みなさんこんにちは。
最近の北海道は雨が降ったり止んだりで、なかなか夏らしい日が訪れません。
日本は四季がはっきりしている国で、季節ごとの商売が成り立っていますが、今年は夏物の商品が売れなくてあちこちの業界が困っているようです。
私達の業界も、消費の落ち込みとともに建築物の着工数が減っておりますので、状況が良いとは言えませんが、そんな中でもどうにか頑張っております。
 
 
さて、上の写真は何かと言いますと、大きな鋳鉄製ボイラーの窓というか蓋部分です。
レトロな感じで、なかなか赴きがある色合いなので写真に収めてみました。 
 
 
 

これが全体像。
長年働いていた雰囲気が出ていますね!
 
今回、伊達市は市役所庁舎にある油焚きボイラーを、ペレットボイラーへ交換することを決めました。
同じ物を長く使うのもエコですが、より環境負荷の少ないものへと入れ替えるのもエコ。
「エコ」にも色々な考え方があります。
 
 
さて、下の写真は湯沸かし器。
こちらもまたレトロなデザインと色合いでなかなかお洒落。

 
 
アップで撮っても男前です(笑)
 
卓越したプロダクトデザインは、時間が経っても色褪せません。
住宅設備に関わるプロダクトも、以前は機能重視で色気の無いものが多かったのですが、最近は大手メーカーでもデザインにこだわった商品が出てきました。
デザインにこだわるということは、機能的に成熟してきたということだと思います。
 
蛇口や便器などが良い例です。それぞれ「水を出す」、「水を流す」というようにその目的はシンプルで、操作性や節水能力を突き詰めてきました。
操作については、ユニバーサルデザインの採用であったり、便器の節水能力にあっては洗浄水の量が10年前の三分の一までになりました。
 
そして最近は、機能+デザイン性のあるプロダクトが欲しいという要望が増えてきているように思います。
但し、デザイン性はプラスアルファの要素なので、価格もプラスアルファとなる傾向があります。
もちろん、「エコ」もプラスアルファな要素で、多くの場合価格もプラス。
自分がコストを払って、将来に貢献します。
 
それでもプラスアルファを求める方が多いという事は、
「より自分が納得したものを手に入れたい」
という事です。
 
大量生産、大量消費の時代は終わり、消耗品と嗜好品の使い分けが出来てきたのかもしれません。
そしてもちろん、住宅は「嗜好品」です。
よりこだわった住宅を建てるには、プラスアルファのあるプロダクトを手に入れたいはずです。
ですから、我々もプラスアルファ、すなわち「付加価値」のある仕事を目指しています。
 
これからは、というか既に、住宅も「付加価値」がポイント。
着工棟数が伸び悩む中、いかに基本性能を高め、更に付加価値をつけられるかが、お客様に選ばれるポイントだと思います。
 
私達の仕事は、住宅の基本性能を高めるところから始まります。
給排水、暖房、換気。
建築会社や工務店さんがプラスアルファできる家づくりをするため、基本性能の一部をしっかり支えられる技術と知識を更に伸ばして行きたいと考えております。
 
 

2009年7月14日火曜日

ヘッダーが素敵です。

皆さんこんばんは。
只今19:40分、ようやく現場から戻ってきた作業車が数台。

施主様の使用開始の要望と、市役所への申請手続きの関係で、どうしても今日中に目処をつけなければならない作業があり、現場の人が総出で仕事しています。


先ほどちょっと様子を見てきたら、やっと片付け始めたところだったので、あと小一時間といったところでしょうか。
技術者総出での作業なんて滅多にありませんが、ここぞという時には協力できるのが我が社の強みです!
 


さて、今日ご紹介するのは暖房ヘッダー。


熱源で作られた暖房液を、各部屋の放熱器へ分配する場所です。
写真は、配管が完了した段階で「漏れ」が無いか空気の圧力をかけて試験している状況です。 

おー!かっこいい!!!
 
このヘッダーを見たとき思わずそう言ってしまいましたが、
そんなこと思うのは一部の設備屋だけだと思います(笑)
 
何がかっこいいのかと言いますと、白い配管の曲がり具合と、まとまり具合がかっこいいのです(笑)
 
 
この白い配管は「マルチケープパイプ」または「アルミ三層管」などと呼ばれていますが、温水セントラルヒーティング発祥の地ヨーロッパでは非常にメジャーな管材です。
日本ではまだ銅管や酸素を透過しないタイプの架橋ポリエチレン管が多く使われていますが、当社では「マルチケープパイプ」が標準仕様です。
 
なぜこの管材を使うのかというと、
1.管を手で曲げる事が出来るので、施工性が良い
2.酸素を透過しないので、密閉回路を作るのに適している
3.継手の使用箇所が少なくて済み、尚且つ接続に火を使わない
大きくは上の3点が理由です。
 
 
例えば、銅管で暖房配管をするとします。銅管は曲がりませんから、配管経路が曲がるときに継手を使用します。
そして継手の接続方法は「ハンダ付け」です。施工に時間がかかりますし、ハンダ付けには火を使いますので、火傷や火災の危険(安全管理がしっかり出来ていれば心配ありませんが。)もあります。
そして、継手が多いということは、その分漏れる可能性となる箇所が多いということです。
施工がきちんとしていれば当然漏れることはありませんが、それだけ慎重に施工すると時間がかかります。
 
その点、マルチケープパイプは、手でも容易に曲がりますので、目的の放熱器まで1本のパイプで到達します。
短い時間で確実・安全な施工が出来ます。
更に、酸素透過性が無いので、当社の標準である密閉式暖房回路を製作するのに最適です。
 
 

以上のようなことから、マルチケープパイプを使用しているのですが、写真のヘッダー、技術者のこだわりが見えて、私は嬉しくなってしまったのです。
 
それは、手でも曲げられる管を、「ベンダー」という道具を使って美しく仕上ていたからです。
 
 
 
ヘッダーは多くの場合、床下にあるので普段はお客様の目に触れることはありません。
しかし、お客様が見ようと思えば見える場所にあるのが「ヘッダー」。
 
この普段は目に付かない場所にもこだわって美しく仕上てくれたことに、ちょっと嬉しくなりました。
 
目に付かないところを美しく仕上るということは、例えば床下や屋根裏の作業をした時にも、きれいに仕事してきているということです。
修理などで床下に入ると、新築工事の時に使った材料の余りや、ゴミが落ちていることがあります。
そのような光景を目にするとがっかりしますが、当社では絶対そのようなことが内容に技術者達に厳しく指導しています。
そして、誰にも見られないところであっても、施工したことに誇りを持てるような仕事を目指して、日々頑張っています。
 
これからもその気持ちを忘れずに、良い仕事をするよう努力しようと思っております。
 
 
 
 



2009年6月30日火曜日

事件です。

みなさんこんばんは。
今日は風が強くて雨も降ったり止んだりとひどい天気でしたが、こんな日に限って事件が起きます(汗)
 
なんと、上水道の本管(各住宅に分配される手前の太い水道管)が破損して漏水が発生!!
 
 

地元水道工事業者が協力して、今(PM10:00!)までかかってなんとか仮復旧いたしました!
 
 
我々水道工事業者は、「水」いわゆる「ライフライン」に携わる仕事をしていますので、何か緊急事態が発生したときには休日も時間も関係なしに対応します。
 
今日の漏水も、大量の水を長時間流しっぱなしにすると水源の貯水量が減りすぎるために、早い段階で断水していました。
漏水した本管から水を分けてもらっている地域は、工事が遅れるほど断水時間が長くなります。
 
「湯水の如く」なんて言い回しもありますが、普段何気なく使っているのに、無いと絶対困るのが
 
「ライフライン」
 
私達は、そのライフラインを守るために、毎日泥だらけになりながら技術を磨き、汗を流して働いています。そして、こうして皆さんの生活を支える仕事ができることに誇りを持っています。
 
さて、今日の工事は仮復旧。
明日も頑張るぞ!
 
 
 
 
株式会社 畑商会ホームページ
 http://www.hata-net.co.jp/


忘れていました・・・(汗)


みなさんこんにちは。
ふと気づくと、明日からもう7月。2009年前半を折り返してしまいました。
さて、7月ともなれば北海道もどんどん気温が上がってきます。
先週もエアコン交換の工事があり、オフィス用エアコンを3台取替えました。
エアコンの話を考えていると・・・あっ!

途中まで紹介していた工場の改修工事の報告を忘れていました(汗)
 
それでは今更ながらビフォーア・アフターを・・・(^-^;)
 

 

まず既設の天井、ダクト、配管を撤去して

 
新たにダクト配管をしてエアコンの室内機を吊りました。
 
 
新しい天井を張って
 
 
ついに完成です。
  
 
エアコンはこの様に付きました。
 
 
これはエアコンの屋外機です。きれいに並んでますね。
今回は東芝さんの「暖太郎」というエアコンを採用しました。
今までのタイプに比べると能力を落とさずに格段に省エネになっています。
 
斜めから見た室外機。
ステンレスの防雪ガードが輝いています。
かっこいいですね~。
 
北海道は冬になると雪が降るので、設置条件が厳しい場合はファンやフィンを保護する部品を付けます。
夏の工事でも真冬の事を考えながら計画しなければならないので、北海道ならではの苦労かもしれませんね。
 
最近のエアコン事情に少し触れておきますと、エアコンもヒートポンプの一種で、冷房・暖房とも外気温の影響を受けます。
北海道は冬の外気温がマイナスになる為、暖房が特に条件的に厳しかったのですが、技術の進歩でマイナス10℃クラスの外気温でも十分な能力を出せる機種が登場しています。
メーカーさんのテストではマイナス25℃クラスまでの厳しい環境で運転試験をしています。
伊達市の気温はマイナス10℃くらいまでしか下がりませんが、それ以上の環境でテストしている機種を採用することは、お客様が使用する上での安全マージンを確保できるので、自信をもって施工することができます。
 
これからも新しい技術や商品を学んで、お客様の快適な生活を支える仕事をしたいと思います。
 
 
株式会社 畑商会ホームページ 

2009年6月23日火曜日

電気VS灯油

みなさんこんにちは。
すっかりご無沙汰しておりました(汗)
 
さて、先日ある物件の打ち合わせをしていましたが、そこで話題になったのが
 
 「電気か灯油か」
 
最近はオール電化の物件がどんどん増えて、給湯・暖房の熱源も電気が採用されています。
当社でも新築物件のほとんどで電気温水器が採用されています。
 
しかし、今回の物件には「灯油」を採用しました。
 
理由は今回の物件が「別荘」だったからです。
電気温水器の特徴は、夜間や深夜など電力の安い時間帯にお湯を沸かし、それを保温タンクに貯めておきます。
必要なときにこのお湯と水を丁度良い温度に混合して使う仕組みです。
一番安い時間帯にお湯を沸かすことができるので、電力料金を抑えることができます。
 
ところが、別荘での利用となると色々問題があります。
まず、数ヶ月ぶりに別荘へ来て突然スイッチを入れても、お湯が作られていないので使えません。
数時間経たないとお湯が沸かない上、指定された時間帯以外でお湯を沸かすと割高になってしまいます。
せっかく電気を導入してもほとんど恩恵を受けられない可能性があります。
 
そこで、最近人気下降気味(笑)な「灯油ボイラー」を導入するとどうなるでしょう?
ボイラーが燃焼したそのときから、たっぷりのお湯が好きなだけ使えます!
電気温水器は貯湯した分しか給湯できないため、数回に分けてお風呂に入ったりすると湯切れする場合もありますが、灯油ボイラーはその心配がありません!
ホームタンクに入っている灯油は使う時間帯によって金額が変わることもありません!
 
要は、熱源選択のポイントは「使い方」なのです。
 
あふれる情報に混乱して、何でもかんでも電気を選択する必要はありません。
もしかしたら、あなたの家の使い方なら、灯油やガス、ソーラー、意外な熱源がお得かも。
逆に、電気が一番お得かもしれません。
最近はエコキュートなど、より進化した熱源も実用化されてきています。
 
 
 
 
でも、こうやっていろいろな熱源を検討してみるのも楽しいですね!
 
もし新築を検討されている方や、ボイラー交換を考えている方がいらっしゃいましたら、是非当社にご相談ください!
 
 
株式会社 畑商会
TEL 0142-23-2876
FAX 0142-25-4122
ホームページ http://www.hata-net.co.jp/
 
 
 

2009年6月1日月曜日

穴掘りです。

みなさん今晩は。
今日は水道工事の現場です。
土の中に埋まっているポリエチレン製の水道管が劣化して水が漏れてしまったようです。 
 

 
コンクリートであったり、銅管であったり、塩ビ管であったり、時代とともに水道管の素材も変化しています。
ポリエチレン管も昔は一層でしたが、現在は二層で非常に耐久性の高いものになっています。
 

下の写真はポリエチレン管を「冷間継手」という専用の継手でつないだ所です。

 
 
北の湘南と呼ばれる伊達市でも、冬の気温はマイナスになります。
マイナス気温が何日も続くと、土も凍ってしまいます。
浅いところに水道管があると、一晩で凍結して水道管が破裂するなんて事も起こりかねません。
それで、この地域では宅地内の場合地表から80センチの深さに水道管を埋めることになっています。
今日は合計25メートル位の距離にポリエチレン管を埋めたので、ほとんどの部分は小型のバックホーで掘削しました。
小型のバックホーの事を通称「ミニユンボ」と呼びますが、本当に頼りになる機械です。
 
しかし、やっぱり細かいところは私達の「スコップ」じゃないと出来ません。
だから穴掘り(土工)という仕事は地味ですがとても大切な仕事なのです。
どんなに世の中が便利になっても、人間の手に敵う機械というのはないのでしょうね。
弊社の社員も、機械には絶対真似できない素晴らしい仕事をします。
 
さて、明日もお客様の為に全社一丸となっていい仕事をします! 
 
それではまた。